今朝見た夢が印象的だったので記録にしておきます。内容はあやふやですが流れはこんな感じ。
ある人物(Nとします)と何か作業をしている。
Nは私に対して当たりが強い。Nに怒られている。
そこで私も腹を立てて「もういい」とその場を離れた。
その時の感情は「離れたら何か罰があたるのだろうか」
そのまま友人宅へ(夫婦)旅行についていくことになった。2時間くらいたったころだろうか、Nが私がいないことに気づきメールをしてくる。
そこでも戻ったほうがいいのか。。と思ったがすぐに「もういいや」となる。
もし離れたことで何かあっても(何らかの罰を受けても)そんなものはしらん!と思いNの元には戻らなかった。
Nは実在した人物で私から大事なものを全て奪っていった、人生をめちゃくちゃにしたヤツ。もうこの世にはいないがいまだにNのことは許してはいない。こうやってたまに夢に出てくる。今日は久しぶりに出てきた。
1番最初に見た夢はNに追いかけられていた。しかしぎりぎりのところで逃げ切った。
その後に出てきたときも言い返したり、主張を叫んだり、拒否をしたりしている。
Nと一緒にいた頃はそれができなかった。モラハラを受け感覚がマヒしていた。
逃げることもできたのに、この人を置いて逃げられない、支えなきゃと思ってしまっていた(乳がんでこの世を去ったが家族の代わりに最期まで看病もした)
人に尽くすだけ尽くして私は大事なものを失い、自分も壊れてしまった。
ボロボロでもう生きられないという時に今のパートナーと出逢った。当時を思い出すとまだ傷が深く、ふとしたときに涙が出たり、体の芯が冷えてこのまま死んでしまうかもしれないという日が何度も何度もあった。本当に辛かった。Nと心の決着をつけるためパートナーも日々支えてくれた。
おかげでもう4年くらい経つだろうか、あの頃を思い出して泣くことはなくなった。
憎しみも長くは続かないのだ。怒りや憎しみはエネルギーが要る。今の自分はそこに注ぐエネルギーはない。疲れてしまうから。それだったら代わりに前に進むことに使いたい。
夢の中では不思議と自己主張ができていて夢を見終わった後は、自分はちゃんと言いたいことが言えているな、と実感する。あ、もうそこからは抜け出せたんだな、と思えた。
Nの洗脳はもう解けているよ、という暗示のような夢だった。
人はどちらかが上、下、強い、弱いになると対等な関係ではいられなくなる。それが歪みを生んでしまう。毒親育ちだった私は、人を都合よく操ろうとしているやつにまんまとつかまってしまった。そしておまえは弱い、おまえは下だ、おまえは私がいることで生かしてやっているんだと、どんどん力を奪われ主人の奴隷となった。
私は人に嫌われることが怖くて自ら自分という人間を下げていた。
弱い立場でいることで誰かに護ってもらおうとしていた。
悲劇のヒロインでいたかった。
でもそんなことをしていたら周りにいいように使われてしまう人生で終わっていた。健全な関係性は相手と対等であることだ。
辛い辛い経験だったけど、ここまでやらないとわからないままだった。
今日見た夢で、自分はもう大丈夫だと確信をもてた。
もう、大丈夫。
自分の人生は人のものではない。自分のものだ。
これからは自分で自分の人生を切り開いていく。