8月に入りました。
9月から本格的に動こうと思っていたのですが、のんびりしすぎると夏がすぐ終ってしまいそうです。
来週は一旦気持ちにけじめをつけに、ある場所まで行ってくる予定です。
一年前は、涙が出たり呼吸が乱れて震えが出るなどの症状が出ていました。今は大丈夫になりました。
自分の気持ちにケリをつけてきます。
さてさて、今日は食事について書こうかなと思います。
食事で発達障碍が改善されることを主張する人がいます。
そのことについては否定しません。
私自身自然食品が好きで、むかしながらのお味噌やお醤油をとっています。
仕事で販売していたことがあり、実際足りない栄養素を取り入れる事で症状が楽になった経験があります。
また、添加物や甘いものばかり食べ夜勤で生活リズムが狂っている人が、20代で糖尿病になってしまった話を聞いています。
食べ物で身体はできているので、栄養をとりすぎないこと、必要な栄養を身体にいれることは大事なことです。
しかしそれで障碍が治るのかと言われればそうとも言いきれないのではないかと思います。
先天性のものも確かにあり、どんなに改善しようと努力しても徒労に終ってしまうことがあります。
パートナーは記憶障害と学習障害をもっています。
少し前のことを忘れたり計算ができない部分があり、思い出そうとするとニセの記憶が出て来て勘違いしてしまうこともあるようです。
またイメージしようとしてもできないのだそうです。例えば梅干しをイメージするだけですっぱさを感じて唾が出てきますが、梅干しそのものをイメージできないのです。
どんなにがんばってもこれらは克服できず、仕事にも支障出てとても苦労してきたようです。
この部分が改善されていれば能力を十分発揮できたのだろうと思います。
私自身もコミュニケーションが得意ではありません。
多分話し方講座や人前にどれだけ出る練習をしても話し方が上手になることはありません。人前に出ることは積極的にやってきましたが、だめでした。
改善できるところとできないところがあるのだとこの経験から学びました。
発達障碍はまだ専門的にやっているところは少ないし、わからないことが多いです。
だから色んな薬が開発されているし、これさえやればよくなるという魔法のようなものがなく、皆模索しながら一生懸命生きているのだと思います。
自分自身が体験したことは人に伝えたくなります。間違った方法でがんばってる人を見ると「そうじゃないよ、こっちだよ」とこちらにひっぱり出したくなります。 でも自分の経験が全てではないし、それを正当化させるために相手を攻撃したり、相手のペースを無視してアドバイスしたり、自分の正しさを証明する事柄を集めて、「ほらあれは間違っていて自分は正しいでしょ」と主張することについてはなんだかな・・・と思ってしまいます。
こんなに沢山の人間がいて、体質も価値観もバラバラなのに、それだけが正しいとは言いきれないのですよね。
人間というものは自分が正しいと思ってしまうところがあります。 私にももちろんあります。まわりのやっていることが理解できなかったり納得できないと断罪してしまうし、間違っていると決めつけてしまうことがあります。
最近は気をつけるようにはなってきましたが、エゴの働きもあってか、どうしても良い悪い、上か下かで分別してしまいます。
何がよくてダメだと決めつけるのは、私の価値観、主観でしかないのですよね。
主観でしか物事を見ていないということは、視野が狭いと言う事です。視野が狭いということは成長が遅れるということです。まわりの意見を受け入れられず、がっちがちの狭い価値観で自分自身を苦しめていました。
どれだけ気をつけていても、ストレス耐性が弱いとすぐに元に戻ってしまいます。
衝動的に暴飲暴食をしたり、お酒を飲んだり、辛い物、甘い物を食べたり・・・後悔や自己嫌悪、宣言した通りにできない自分は我慢が足りないんだ、など自分を追い詰めてしまうことがあります。
私はすごく気をつけていたのに、一気に崩れました。ただ、サプリや栄養食品で補っていた部分があったからこそ、ぎりぎりのところで生きられたかもしれないな、とも思います。
食事にとらわれすぎて苦しむなら、別の見方をしてみると少し楽になれるかもしれません。
幸せって一体なんだろう?健康になることはもちろん幸せなことです。でも病気を抱えていても幸せな人はいる。
なんのために健康になりたいのか?が重要だと思います。
私は自立が目標なのですが、やりたいことをやるためには身体が動かないことにはできないし、病気になり介護や看病となると大変なので自立できるまではなんとか生きていたいなと思っています。
私にとって大事なことが、日々の食事であり、運動や睡眠であり、身体を休めること、ゆるめること、何かに没頭すること等、特別なことではなく日常生活そのものなのです。
自分の状態を把握し、何が今自分に必要かを考えて取り組んでいくこと。
すぐに良くはなりませんが、自分の身体と相談しながらぼちぼちと、長く続けていくことが大事だと思っています。