※4月に下書きをしていた記事です
私には常に焦燥感があります。
ADHDの特性もありますが、“何もしない”ということが非常に難しいです。
例えばからだは休めているつもりでも、思考が働き続けて考えたくないことまでぐるぐると考えてしまいます。
強迫観念的なものもあり、その思考にとらわれてしまうのです。
この焦燥感のせいで常に疲れていました。
うつ病は脳が疲弊している状態ともいえます。
思うように動けない、コントロールできないのは脳からの伝達がうまくいっていないということでもあります。
だから休養が必要なのですが、本当の意味での休養ができていませんでした。
できていませんでした、というのは、薬を服用してから思考がまとまるようになってきたからです。
以前は話をしようとすると頭痛がしたり、頭がぼーっとなったりで思考が停止していました。
強制的に止められていたような感じです。
今処方してもらっている薬はセロトニンを出す依存性が極めて低い薬です。
動けるようになってきたのは多分この薬のおかげです。
主治医にも考えられるようになってきていますね、と言われました。
なので薬はだめだとはいいきれない部分があります。
ただ少しずつ回復してくると今度は動きたくなってきます。
最近もカメラを持って桜をとりにいきました。
自転車に乗って結構な距離を走り、夢中になってしまい疲れ果ててしまいました。
回復途中が一番危険で無理をしてしまいやすいので気をつけているものの、まだ何かに焦らされてるような感覚があります。
「そろそろ仕事を・・・」「体力つけるために山に登らなきゃ」
まわりの出来事に振り回されるようになってきます。
そうすると今度は家事や自分の事がおろそかになっていきます。
ここが崩れると精神的にも参ってきます。
生活基盤が基本です。趣味は余裕ができたら。
私はなぜか一気に全部をやろうとしてしまう傾向があります。あれもこれもと欲張ってしまう。
人と話すときも、話す内容を全て伝えたい(説明しないと伝わらない)と話し始めると何を話していいかわからなくなってしまうことがよくあります。
パートナーにも主語が抜けていて何が言いたいのかわからないと言われています。結局で、何??で終わってしまいます。
話があちこち飛んでるなと自覚しているし、他人と話すときは緊張するから早く終わらせたい
人と話すことが苦手だから一気に済ませたい
と思ってしまいます。
話すときの相手の反応がこわいのもありますね。
いまだに主治医に話すときも、何を話そうかと緊張してしまうことがあります。
うまく伝えられないからこそ、うまく伝えようとして焦ってしまうのかもしれない。
恥をかきたくない、笑われたくない、傷つきたくない
恥をかいたら、うまく話せなかった私を責めてしまうしひどく落ち込んでしまいます。
これも“不安と恐怖”によるものなんだろうなと思います。
話が下手なのは発達由来も関係してると感じてるのでこればかりは仕方ありません。
責めたところで話がうまくなるわけがないですし。
限られた時間で全て伝えきれるわけではないし、忘れてたら次にまた伝えたらいいだけです。これは練習が必要だな。
何もしない時間を作って“退屈なこと“に慣れることも大事かなと思います。
「ちゃんとやらなきゃ」と気負ってしまうのも悪いクセです。
失敗してもやり直せばいいだけなのだから。
何が起こっても大丈夫っていう軽い気持ちをもっていたいものです。