何気ない日常を過ごしているけど、死にたい感情がわいてくることはほぼなくなりました。
仕事をしていても家にいても、どこで何をしていても、死にたいという感情だけは常にまとわりついていました。
せっかく楽しいことがあっても苦しいことのほうが多くて早く人生を終わらせたくなってしまう。
30歳になったら消えようと思っていました。
原因を探そうとカウンセリングに通ったり、スピにはまったり遠回りしてきたけど、それでも死にたい、消えたいという感情はなくなることがありませんでした。
昨年の今頃はまだ自暴自棄で何かあればもういい!と出ていこうとしていたし、この先の人生に絶望していました。最近まで絶望感もあったけど今はそれも感じません。
パートナーに話したら、死にたい原因を取り除いたからじゃない?と言われました。
死にたい原因・・・
あんなに必死になって、変わろうとして、原因を探していたのに・・・原因、なんだっけ・・・。
今苦しいかときかれたら苦しくないし、むしろ時間があると今日は何をしようかなぁという気持ちに変わっています。
好きな時間に寝て、起きて、やりたいことをする・・・。
「社会でうまくいかなくて、孤独で、誰にも理解してもらえない、そりゃ死にたくなるよ」、と言われ、あーそうだなぁと思いました。
私、孤独だったんだ。そうだった。理解者(パートナー)のおかげで孤独感がだいぶ薄れています。(毒親問題はまだまだ時間がかかる)
何をやっても報われないし、人に騙されるし、理解してほしい人(親)には理解してもらえないし、発達障碍の特性があるし。。。大変だったな。
今は生活リズムが戻ってきて、朝早く起きて、自分のペースでやりたいことをやって、家事も厭々やるのではなく楽しんで、夜早く就寝する。
この生活が今とても好きだし、ストレスの原因である人間関係から少し離れてゆっくり過ごすだけでこんなにも変わるんだなぁということを実感しています。
食べたら元気になった!とか話したらすっきりして活力が出てきた、という軽いものならまだいいです。限界なのに心を押し殺して感覚を麻痺させてお尻ぺんぺんして無理して動くのはかなり重症です(私です)真面目な人はそこで、こんなことくらい乗り越えろ!と自分に厳しくしてしまうのだと思います。
私には心の傷を癒す時間と、自分を見つめなおす時間が必要でした。
そして特に大事なことが、生活リズムをしっかり整えることです。
夜更かしせず、夜はしっかりと寝て朝起きる。
適度な運動をする。
メンタルにマイナスに影響するものから離れる、など。
そうは言っても休めない、とか仕方ない、とか私のことなんか誰にも理解してもらえない、とかあると思います。私もそう思ってました。
でも体壊してまで働いて、反動で体に支障が出て弱くなってしまったらそれこそなんのために生きているのかわからない。私は2回目のうつ病になってやっと生き方が間違っていたことに気づきました。
ずっと生きている意味がわからない、と思ってきたけど、物欲が出てきて何を買おうか考えることが楽しくなってきたり、ただ空を眺めてぼーっとしたり、絵を描いてみたり、全くできなかった家事を自然と楽しんでできるようになったり・・・今日何しようかな、ということにシフトできていることがとても嬉しいです。
体調は良かったり悪かったりしていますが、お天気と一緒でこういうもんだろうと思いながら過ごしています。
30で死ぬと決めて10年過ぎました。
こんな穏やかな気持ちになれるときがくるとは思わなかった。道を外さずに、よくここまで生きてきたなぁと思います。
これまでの人生で今が1番いいし、ここからが人生本番だと思ってこれからも毎日楽しく生きていきたいです。